リサイタルまであと2週間とちょっと!
曲目解説をしていきます。
まずは、第1曲目に歌う
シューマン作曲 ゲーテ作詩
「ズライカの歌」
歌よ 喜びが
心に届きます!
お前はやさしく言っているようです
あの方のお傍に私がいる と
あの方が私のことを忘れないで
命を捧げた遠くにいるこの私に
いつまでも愛の幸せを
贈ってくれるのだ と・・・・
続きは、コンサート会場でパンフレットを見てね(笑)。
今回のドイツ語訳は句読点が目障りなので、省きました!
すっきりしたような気がします。
ただ、倒置法を使った場合にわかりにくい
さてさて、この作詩はゲーテとなっていますが、
後の研究でゲーテと親しくしていた、マリアンネ・フォン・ヴィレマー
の作ではないかとされています。
が、楽譜にもゲーテ作と書いているし、いま出版されている楽曲事典にもそうかいてあるし、
とりあえず無難にプログラムにはゲーテ作と乗せることにしました。
しかし
私、直感で思います。
これはゲーテの詩じゃないんじゃないかって!
なんでかって?
覚えにくい
なんだ!そんなことかと思うでしょうが、
ゲーテの詩って本当に覚えやすいんですよ
今でこそ、ちゃんと文法もわかって理解して暗譜してますが、
むか~し昔、何も考えずに呪文のように覚えていた頃、
ゲーテの詩は本当に覚えやすかった
韻をふんでるのに、同じ単語が出てこないんです。
冠詞や接続詞でも!
もちろん、同じ単語は出てきますよ。
じゃなくて、言葉の途切れ間で、次の言葉なんだっけ?
って時に、前のフレーズとかぶらないから、1言目がでたらあとはスラスラみたいな!
なんのこっちゃ!とお思いでしょうが、
きっと「わかる!」と思ってくれる方も多いハズ!
いつか、ゲーテの詩ばっかりで演奏会してみたいな