16日土曜日は、
ラ・フェニーチェ 第35回演奏会
です。
豊中市立ローズ文化ホール
阪急庄内駅徒歩5分
午後2時開演です。
私は、R.シュトラウスを3曲歌います。
Die Zeitlose イヌサフラン
Gilmの詩です。
刈り取られたばかりの牧草地に
いぬさふらんがひっとしと咲いている・・・
けれど赤く光るけがれない?には毒がある
最後の花、最後の恋
どちらも美しく死を招く
最初はホワンと始まるのですが、最後はオドロオドロしてお化けでも出てきそうな感じです。
すごく短い曲なのですが、変化が激しく興味深い曲です!
Freundliche Vision 慕わしい幻
Otto Julius Bierbaum の詩です。
眠りの中で夢見たのではなく
明るい昼間に美しく私の前にあるのを見た
・・・・・・
そして私は愛する人と
涼しさの中を穏やかな心で共に行く
美しさに満ちた平穏のこの白い家が待っている
私たちが来る事を
こちらは、穏やかな曲です。
穏やかなんだけど、ピアノの伴奏は絶えず16分音符で動いていて、
喜びにあふれている感じです。
Schlagende Herzen ときめく心
こちらも、Otto Julius Bierbaum の詩
草原を野原をひとりの少年が行く
クリン、クラン
彼の胸は躍っていた
・・・・
山よ、谷よ、なんて美しい
空高く輝く太陽よ、なんて素晴らしく美しいのだ!
元気な足取りで少年は急いだ、輝くような花を持って
・・・・
草原と野原の間にひとりの女の子が立っていた
クリン、クラン
彼女の胸は躍っていた
目の上に手をかざして
彼が私のもとへ急いでやってくるわ
ああ、早く来てくれないかしら
クリン、クラン
彼女の胸は躍っていた
少年が少女に会いに行くまでの様子を歌った曲です。
とてもかわいらしい曲!
彼らの恋ははじまったばかりなんだろうな~
何年かしたらどうなってるんだろうな~
なんて思ってしまいます(笑)。
でも、この曲の中では会いに行く途中の様子ですからね。
会う前のドキドキしている感じがとっても素敵に表現されています!
ぜひ、会場でお聞き下さいませ