「詩人の恋」の続きです。
9. Das ist ein Flöten und Geigen
あれは高らかに鳴り響く
フルートとヴァイオリンとトランペットだ。
その婚礼の円舞で踊っているのは、
きっと僕の最愛の人だ。
ティンパニーとシャルマイが
響き、轟いている。
その狭間で愛らしい天使たちが
すすり泣き嘆いている。
訳詞;田村靖子 無断転写を禁じます。
もう、やけっぱち!!
d-mollの激しい音楽です。
婚礼は本当に、彼女のものなのでしょうか?
それとも、そう妄想しているだけでしょうか?
10. Hör’ ich das Liedchen klingen
かつて愛した人が歌った
あの歌の響きを聞くと、
激しい苦痛に
僕の胸は張り裂けそうだ。
憂うつな願いが
僕を森の高台へ追い立てる、
そこで僕のとてつもない悲しみは
涙に溶けていく。
訳詞;田村靖子 無断転写を禁じます。
うって変わって、g-mollの寂しい、鬱々とした曲です。
最初に練習しているときは、元気になりすぎてなかなか鬱々と仕上げられませんでした(^_^;)
本番では、鬱々とした感じを表現したいと思っていますよ!
11. Ein Júngling liebt ein Mädchen
ある若者が娘に恋をした、
その娘は別の若者を選んだ、
その別の若者は、別の娘に恋をして
その娘と結婚してしまったとさ。
娘は怒って
道でばったり出会った
ゆきずりの男を選んでしまい、
最初の若者はやりきれなかったとさ。
そいつはありふれた話だ
でもいつでも新しく耳にする話だ。
こんなことがまさに降りかかった人は、
胸が張り裂ける思いだろう。
訳詞;田村靖子 無断転写を禁じます。
さあ、突然曲調が明るくなります!
お!何やら昔話がはじまった?
と思ったら、やっぱり“僕”は悲しいのね~
よくある話なのに、自分の身にふりかかるとは!と。
12. Am leuchtenden Sommermorgen
光り輝く夏の朝に
僕は庭を歩き回る。
花々はささやき、語りかけるが、
僕は黙って歩き続ける。
花々はささやき、語りかけ、
同情して僕を見つめる。
「私たちの姉妹を悪く思わないで、
悲しみに蒼ざめたお方。」
訳詞;田村靖子 無断転写を禁じます。
綺麗なB-durの曲です。
でも、“僕”は完全におかしくなっています。
「光り輝く夏の朝」も、“僕”にはウザいんでしょうね~
そして、花が語りかけてくる!(もうその時点でおかしいのですが)
しかも、ひどい恋人の味方をするなんて!!
もう、“僕”には魔女の声にしか聞こえないんじゃないでしょうか
続きます!