今回は、曲数が多いのに短い曲ばかりなので、分数が少ない!
てな訳で、日本の歌は「四つの秋の歌」以外に、聞きやすい曲をあと2曲歌います。
こちらも「四つの秋の歌」と同じ1963年に高田敏子さんによって作詞された
秋の風
かぜ かぜ かぜ
すずしい かぜ
どこから きたの?
とおい きたの くにから
うみを わたって きたよ
やまを こえて きたよ
そして それから
あかとんぼに のって きたよ
かぜ かぜ かぜ
あきの かぜ
なにして あそぶ?
みのむしと ぶらんこ
おちばと かけっこよ
こすもすと おはなし
そして それから
りんごの みも たべたいな
最後は三善晃ご本人作詩で、1975年に作られた
栗の実
栗の実なった
栗の実みっつなってころがった
ひとつは海へ行った 青い海
そうして 貝になったとさ
栗の実なった
栗の実みっつなってころがった
ひとつは空を飛んだ 青い空
そうして 雲になったとさ
栗の実なった
栗の実みっつなってころがった
ひとつはどこへ行った 見えないな
三年たったら 芽を出した
栗の実
栗の木になったとさ
この栗の実が歌いたくて、三善晃を選んだのですが、歌うのが難しい、、、
でも聞く分には、美しい秋の魅力満載の曲です。
日本の歌は、四季のレパートリーが豊富で美しいです!
ドイツリートは、圧倒的に春の歌が多く、
秋や冬の曲なんて、陰々滅々としたものばかりなんですよ、本当に!
ぜひ、秋のひと時をリサイタル会場にてお楽しみ下さい!!