家飲み

リサイタルも終わったので、家飲みです!

本番前は飲みたくなくなるのですが、
今回は特に1ヶ月半近く禁酒していました。

めちゃ、痩せました。
普段どれだけ飲んでるんだ(^^;


私がプロフィール写真を撮影しる時に、
夫が買い出ししてくれたデパ地下のアテ





色々なパンたち




お友達夫婦が送ってくれたシャンパンと




一緒にイタリアに行った友達がくれたキャンティ




もう、本当にお越し下さるだけで有難いですので、
お気遣いなく~



でも、嬉しいので飲んじゃう(笑)。


泡・赤 同時開け!






リサイタルが終わったら、シャンパンと飲もうと思っていた、
さだまさしが田辺農園と共同開発したお菓子!






賑やかなテーブルになりました~







プロフィール写真

11年前に撮ったプロフィール写真を使い続けていたのですが、
この前のリサイタルの宣伝をしている時に、
最近知り合った方にチラシを渡したら
「へ~!これどなたですか?」
と言われてしまいました(^^;


観念して撮りなおしました~

とても気に入っている写真なので、同じドレスで同じように撮りましたよ!
22年前に披露宴で着た時に作ったドレスです。








比べてみると、やっぱりシワやタルミが増えている~





でも、その分良い歌が歌えるようになったので良しとしよう!!!


ありがとうございました!!!

第8回 田村靖子ソプラノリサイタル
おかげさまで無事に終了いたしました!

いや~、すごい大曲ばかりで、最後まで持つか不安でしたが、
始まったら、あっという間でした!

お忙しい中、お足元の悪い中、お越し下さいましたお客様、
本当にありがとうございました。

温かい拍手をたくさん頂き、手が痛くなるのにと恐縮しておりました(^^;


終演後、大変お世話になったピアニストの岩田瑠奈ちゃんと




次回のアイコンはこれだな!(笑)




以前、友達の演奏会に行った時、アンコールは写真撮影OKというのをしていたので、
真似してみました!

しかし、ホント、パシャパシャうるさくて、こりゃ歌いにくい~
と思いましたが、すごく好評で、次回もしてほしいとお願いされました!


そして、たくさんのお客様からいろいろなアングルで送られてくるので、
私も楽しいです☆


こちらはアンコール1曲目
後半のR.シュトラウスの時につけていたケープのままで歌っています。






後姿を撮られるのって、めったにないので嬉しい!



同じく、登場の時の写真も無いので新鮮!

アンコール2曲目はケープ無しで!








称えあう二人☆





最後のカーテンコール








本当にありがとうございました!!!


これからも精進してまいりますので、
今後ともどうぞよろしくお願い致します。



曲目解説その5

最後のステージです!

その前に、プログラムの表紙とチラシに使った写真のご説明を!



↑クリックすると大きくなります。




↑クリックすると大きくなります。



写真の風景は、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンです。
1936年に冬季オリンピックが開催されました。
作曲家リヒャルト・シュトラウスが、その晩年をこの地で過ごし、名誉市民の称号も受けており、街にはリヒャルト・シュトラウス博物館もあります。
また、「モモ」などの代表作で知られるミヒャエル・エンデの出生地でもあります。


毎回、演奏する作曲家や曲目にちなんだ風景を選んでおります(^^)/


では、
R.Strauss シュトラウス (1864-1949)

・「Vier letzte Lieder」 四つの最後の歌 (全曲)
Früling 春
ほの暗い洞窟の中でずっと夢を見ていた
春の木々 青い風
香りや鳥の歌声を・・・


いつかは、この曲集を歌いたいと思っていました。
それこそ、20代のころに!

しかし、曲が余りにも大きすぎるため、なかなか難しいと思っておりました。
そんな事言ってたら、結局歌えずに後悔するハメになる!
と今回挑戦です!

ホント、この1曲目だけで、1ステージ分くらいの体力を使います(^^;

ぜひ、ホールでお聞き下さい。(やっぱり曲目解説になっていない・笑)


September 九月
庭は悲しみ嘆き
雨は花に冷たく降りかかる
静かな終わりに夏が身震いする・・・


夏が終わるという詩に、えらい壮大な曲を付けましたな~
って感じなんですけど、人生の夏が終わり秋を迎えると言う曲なんですね。
まだ、夏が終わって欲しくない!でも、もう秋がやってくる、というのを見事にピアノで表しています。



Beim Schlafengehn 眠りに就くとき
今日は もう疲れた
私の望みは
星降る夜に やさしく
疲れた子供のように 迎えてもらうこと・・・


ここまでの3曲は、H.ヘッセの詩です。

今回はピアノで演奏するのですが、本来オーケストラの曲です。
この曲の間奏で弾かれるヴァイオリンソロのために、この曲があると言っても過言ではない美しいソロがあります。

このピアノ判の伴奏は、連弾の楽譜もあるくらい音がめちゃくちゃ多いのです!
ピアノの楽譜音が多くて真っ黒です(笑)。

リートはピアノと歌のデュオですので、二人のコラボをお聞き下さい!



Im Abendrot 夕映えの中で
苦しい時も 楽しい時も
手に手をとって一緒に歩いてきた
今この静かな土地で
さすらいから休むとしよう・・・


この曲だけ、詩はJ.v.アイヒェンドルフです。
もう、死を受け入れて恐れが無い、死に安らぎすら覚える、
しかしちょっと怖い。でも最後は「Friede」!
Friede は平和と訳されることが多いのですが、この場合はちょっと意味が違うので
「安寧(あんねい)」と訳してみました。
最後の後奏も圧巻です。


2025年5月21日(水) 午後7時より 兵庫県立芸術文化センター 小ホール
第8回 田村靖子ソプラノリサイタル

ぜひぜひ、お越し下さいませ。


曲目解説その4

休憩を挟んで、後半の一部は、

R.Strauss シュトラウス (1864-1949)
です。

一曲目
・Allerseelen Op.10-8 万霊節
テーブルの上には香りの良いモクセイ草を置き
遅咲きの赤いアスターをこちらへ持って来よう
そして再び愛を語り合おう
かつての五月のように・・・


H.v.ギルムの詩です。
万霊節は、日本で言うお盆のような感じで、
死者の魂が帰ってくると言われています。
11月1日がその日にあたります。

「かつての五月のように」という歌詞があるので選んでみましたが、
万霊節は11月でした(^^;


・Schlagende Herzen  Op.29-2 ときめく心
草原を野原を一人の少年が行く
ドキドキ 彼の胸は躍っていた
指には金の指輪が輝く
ドキドキ 彼の胸は躍っていた・・・

草原と野原の間にひとりの女の子が立っていた
ドキドキ 彼女の胸は躍っていた・・・


O.J.ビーアバウムの詩です。
最初に男の子の視点で歌い、後半が女の子の視点で歌います。
大好きなあの娘に会いに行くのに、ドキドキしている様子をR.シュトラウスは、
見事に音楽にしています。
細かいことを言えば、ここで転調して、ここでこの調になって表現して
ってことなのですが、音楽理論を知らなくても、聞いてもらえば、きっとわかると思います!
(やはり解説になってない・笑)


・Die Zeitlose Op.10-7 イヌサフラン
刈り取られたばかりの牧草地に
イヌサフランが孤独に咲いている・・・

・・・最後の花 最後の愛 どちらも美しい
だが命取りとなる


こちらも、H.v.ギルムの詩。
最初は、おだやかでのどかな風景を歌っているのですが、、、
イヌサフランには毒があるんですね~
お~怖い!!!

最後の睨みを効かせすぎで、付け睫毛が外れかけたことがあります(笑)。



・Morgen!  Op.27-4 明日
そして 明日 再び太陽が輝くでしょう
そして 私は その道を行くでしょう
幸せな私たちを この太陽が息づく
地上で再び一つにしてくれるでしょう・・・


ジョン マッケイの詩
本当に美しいんですよ~!特にピアノが!!!
訳に「そして」が多いのですが、原詩に「und」が多いからなのです!
なのに、詩としても美しい~

この曲で静かに、後半の前半(ややこしい・笑)は終了です。


曲目解説その5はコチラ