曲目解説_山田耕筰

前半の2部は、山田耕筰です!

もう大変有名な曲なので、曲目解説というより、歌詞を載せます(笑)。

まずは、三木 露風 作詞の曲を二曲

野薔薇

野ばら 野ばら 蝦夷地ののばら
人こそ知らね あふれさく
いろもうるはし 野のうばら。

野ばら 野ばら かしこきのばら
神の聖旨を あやまたぬ
曠野の花に 知る教え。

赤とんぼ

夕焼、小焼の、赤とんぼ、負はれて見たのは、いつの日か。

十五で、姐やは、嫁にゆき、お里の、たよりも、たえはてた。

ゆうやけ、こやけの、赤とんぼ、とまってゐるよ、竿の先。

そして、北原 白秋 作詞のものを二曲

鐘が鳴ります

鐘が 鳴ります、
かやの木山に。

山は 寒空、
遠茜。

一つ星さへ
ちらつくものを

なぜに ちらりとも、
出て見えぬ。

からたちの花

からたちの花がいたよ。
白い白い花が咲いたよ。

からたちのとげはいたいよ。
青い青い針のとげだよ。

からたちは畑の垣根よ。
いつもいつもとほる道だよ。

からたちも秋はみのるよ。
まろいまろい金のたまだよ。

からたちのそばで泣いたよ。
みんなみんなやさしかったよ。

からたちの花が咲いたよ。
白い白い花が咲いたよ。

以前、家族旅行で柳川に行ったときに、北原白秋の生家に行きました!

からたちの木も見てきましたよ!

コチラです↓
柳川旅行のブログ

さ、次は、R.シュトラウスの解説を行います!

曲目解説_シューベルト_その2

どんどん、曲の解説と詩の要訳を載せていきます!

シューベルトの二曲目は、

Die Männer sind méchant
男なんて皆ろくでなしよ

J.G.ザイドルの詩です。

これは、リートというより、オペラの要素が強いです!

お母さん、私に言ったわね
彼は軽率な若者だって!
私、信じられなかったわ
こんなに苦しくなるまでは!
なんと、彼は本当にそうなのね。
私、見誤っていたわ!
お母さん、私に言ったわね
「男なんて皆ろくでなしよ!」って。

昨日、静かな夕暮れに
村のはずれの茂みで
声がしたわ「こんばんは」って
「ありがとう」って声もしたわ。
私、こっそりとそこに近づいて、耳を傾けたの
金縛りにあったみたいに固まって立ち尽くしたわ
彼が他の女と一緒だったの!
「男なんて皆ろくでなしよ!」

・・・
訳詞;田村靖子 無断転写を禁じます。

続きの完全版はリサイタルのパンフレットでお読み下さい!

お母さんに向かって、女の子が彼氏のした酷いことに対して、
「ねえ、聞いてよお母さん!!!」
と訴えます。

曲はa-mollで、ピアノ伴奏が女の子の怒りを表していますよ!

méchant というのはフランス語ですが、
ドイツ語には、フランス語がよく用いられているんですよね。
オレンジとかもフランス語が使われています!

三曲目

Nähe des Geliebten
恋人の近く

私は、あなたのことを思います
海から陽の光が差す時、
私は、あなたのことを思います
泉に月の光が写る時。

・・・

私は、あなたのそばにいます
あなたがどんなに遠くにいても、私の近くにいるのです!
陽が沈み、やがて星たちが輝くでしょう。

訳詞;田村靖子 無断転写を禁じます。

ゲーテの詩です。

ゲーテは83歳まで生きていました。この頃にしたら、とても長寿ではないでしょうか?
晩年もずっと恋をしていました。

ゲーテの詩は大好きですが、パワーを使います!!
恋のパワーはすごいです!

四曲目
シューベルト最終曲

Suleika I
ズライカ I

このそよぐ風は何を意味するのかしら?
東風がうれしい知らせを運んできたのかしら?
風の翼の爽やかな羽ばたきは
心の深い傷を冷やしてくれます。

風は埃と戯れて
軽やかな小さな雲の中に巻き上げ
楽しげに飛ぶ虫たちの群れを
安全なブドウの葉へと追い立てます。

・・・

お前は、さらに吹くことができます
友や悲しむ人々のもとへ。
夕陽に燃える高い壁、そこで
もうすぐ私はとても愛する人を見つけるのです。

ああ、本当の心の便り、
愛の吐息、爽やかな命は
彼の口から、彼の息吹からのみ
私に与えられるのです。

訳詞;田村靖子 無断転写を禁じます。

「西東詩集」(せいとうししゅう)の中にある「ズライカの書」の詩です。
当時65歳のゲーテの恋人であるマリアンネをズライカ、ゲーテをハーテムとして描いた相聞歌で、
この詩は、マリアンネ・ヴィレマーの詩です。

当時の詩人はオリエントに対するあこがれがあってようですね。

次は、前半の2部をご説明します!

亀の子束子

我が家は鉄のフライパンを使っています!

良い色です~

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なぜ鉄のフライパンを使っているのかはコチラ

洗う時に、今までプラスチック製の束子を使っていたのですが、
永遠のロングセラー、亀の子束子を買ってみました!

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ついでにスポンジも~

台所で存在感を放ちます(笑)

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でも、すごく汚れが落ちで良いです!!!

さすが、ロングセラー商品!

Wolfgang

今朝は、ピアニストの長谷さんと6月12日のリサイタルのピアノ合わせ!

後半の、Dichterliebe(詩人の恋)をみっちりお願いしました。

ハイネの詩はひねくれている!シューマンとコンビ組んだら、もう最強!

深い、深すぎる~

頑張ります!

で、その後、別のお友達と梅田で待ち合わせて、ルクアイーレへ。

前から行きたかった、Wolfgangステーキハウスへ
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ハワイの店内と似てるんですって。

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と、一緒に行ったお友達が言ってました(笑)。

ランチをいただきました。

Wolfgangサラダ
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Wolfgangって、ヴォルフガングって読んじゃうのは、音楽家だけ?

モーツァルトじゃ~んって思うのですが(笑)。

昼間から~
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うふふふ
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こちら二人分
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左側がレアで、右側がミディアムレアです!

もう、これ飲むしかないよね(笑)。
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マルベックのグラス飲んじゃいました~

この後、お店を変えてお茶して、延々喋り続けました!

灘会席

昨日は、昔お世話になった方々と酒心館のさかばやしで会食でした!

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前の道が桜並木~
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入ったら枝垂桜がお出迎え
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八重の桜もありました。
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いざ、いざ(笑)
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6時の予約でしたが、陽が高くなりましたね~
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前回来た時は寒くて、いきなり熱燗でしたが、
今回はビール!

食前酒の福寿の大吟醸
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先付
山菜の赤味噌添え
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ビールに合いました!

吸物
春野菜の沢煮椀

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アサリの真丈に茗荷や牛蒡、そこに黒胡椒がアクセントで効いていて、これまたビールに合います(笑)。

造り
鯛とハマチ
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飲み比べセットを頼みました~

こちら生酒の純米、大吟醸二つ
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こちらは純米酒の
生?純米酒、純米吟醸、純米大吟醸
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色々なお味で、美味しい~

八寸
旬菜の盛り合わせ
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もう一杯飲みました~
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煮物
若竹煮
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酢の物
蕗と冬蕗椎茸の胡麻味噌和え
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お食事は、山菜の炊き込みご飯かせいろ蕎麦から選べます。

炊き込みご飯にしました~
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炊き込みご飯が熱燗に合う(笑)。
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季節の甘味
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お腹一杯です~

帰りは夜桜が綺麗でした!
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次回は、私のリサイタルが終わった後、夏のお料理を楽しもうとお約束をして帰りました!!