エマ・カークビーが5月に西宮にやってきます
次の金曜に私も歌う、芸文センターの小ホールに!
実は、5/16が空くかどうかわからなくて先行予約の時に購入できませんでした
なので、席はあまりよくないです。
カークビーの右後頭部を見る座席カナ。
生でカークビーを見るのは10年ぶりくらいでしょうか~。
ウフフフ
お久しぶりの旅行記です
前回は、ジンスハイム交通博物館
交通博物館っちゅうか、戦車や戦闘機博物館を
オットに書いてもらいました。
で、その博物館のある駅は、
ジンスハイム・ムゼウム
という駅で1時間に1本しか電車の通らない単線の駅。
止まらずに列車が通過していきます~
ホームから線路の段差が日本より浅いですね!
どれくらい、のどかかというと、、、
のんびりしてます
一駅となりのジンスハイム駅は複線です。
ここで待ち時間が30分ほどあったので、駅前をブラブラしてみました。
前にも書いたように、ドイツには改札が無いので途中下車し放題。
駅にはご近所のお年寄り達が来て、ベンチに座っておしゃべりしてましたよ!
帰りの特急の窓にこんな表示が。
これって、窓からモノを捨てて良いの
帰国してドイツ語の先生に聞いてみたら、
赤丸は禁止って意味なんですって。
あぁびっくりした
曲目解説の続きで~す。
前半はこちらを見てね。
4曲目は、「私の恋は緑」Meine Liebe ist gruen
私の恋はライラックの茂みのような緑色、
そして太陽のように美しい。
太陽の輝きはライラックの茂みを突き抜け、
茂みを香りと喜びとで満たす。
私の心はナイチンゲールの翼を持ち、
花盛りのライラックの中で身を揺らす。
歓声を上げ香りに酔いしれながら、
媚薬のような歌を歌う。
初々しい歌詞だな~と思いません?
この作詞は、フェリックス・シューマン。
作曲家のロベルト・シューマンの8番目の子供です。
フェリックスが19歳の時にこの曲をブラームスが作曲したんですが、
彼は自分が作詞した事をすっかり忘れていて、
それにブラームスが曲をつけたとあって、真っ青になったとか(笑)。
いや~~~、若いねぇ
5曲目、「むかしの恋」Alte Liebe
こちらはガラリと雰囲気を変えて、オトナの雰囲気が必要です。
黒い燕が遠い国から戻ってくる
敬虔な鸛が新しい幸せを運びながら戻ってくる
雲に覆われ暖かいこの春の朝
むかしの恋の痛みを見つけたかのように
誰かが私の肩をそっと叩いているよう
鳩の羽ばたきが聞こえるかのよう
ドアをノックする音がするけれど誰も居ない
ジャスミンの香りがするけれど花束は持っていない
遠くから私を呼んでじっと見つめている
むかしの夢が私を捕らえ夢の中へ連れて行く
ブラームスらしく、和音がどんどん変化していくピアノが良いんですわ~
たくさんの色を出して歌えたらなぁと悪戦苦闘中です
最後は、「永遠の愛について」Von eweger Liebe
暗い、なんて暗い森と野原だろう!
既に日は暮れ、いまやこの世界は静まり返っている。
灯りも立ちのぼる煙もなく
そして雲雀も鳴き止んだ。
若者が村から来て
恋人を家へ送っている。
柳の茂みを通り過ぎて送りながら
たくさん様々なことを話している。
「噂で君が苦しむなら、君を悲しませるなら、
他の人達から僕との噂で苦しむなら、
この愛はすぐに切り離されるだろう、
僕達がかつて一緒になった時のような速さで。
雨と共に、風と共に別れよう、
僕達がかつて一緒になった時のような速さで。」
その娘は言った。
「私達の愛は切り離せません!
鋼や鉄はとても固いものです。
でも私達の愛はもっと固いのです。
人は鉄や鋼の形を変えることができますが、
私達の愛を誰が変えることができるでしょうか?
鉄や鋼は溶かすことはできますが、
私達の愛は永遠に存在するでしょう。」
こちらもヴェンド族の民謡から歌詞をとっておりブラームスの歌曲の中では大規模なものの一つです。
私、この曲大好きでねぇ
オンナは強いね~~~(笑)
男の人が喋りだすくだりは、
“Leidest du Schmach・・・”
となっていて、正確には
「君が恥辱に苦しむなら・・・」
という訳なんだけど、
今の時代「辱め」っちゅうのもなぁと思いまして、
思い切って「噂」に意訳してみました
2月19日のチケット、まだまだ、まだまだありま~す。
ご興味ある方は、ご連絡下さいませ
2月19日金曜日の演奏会の曲目解説です
その前に演奏会の詳細を。。。
2010年2月19日金曜
兵庫県立芸術文化センター 小ホール
午後6時30分 開演 (6時開場)
全席自由 ¥2,500
チラシのPDFはこちら。
http://sopyasuko.sakura.ne.jp/100219
出演は、
フルート:今井さつき
ピアノ:白坂亜紀
メゾソプラノ:嶋田友里恵
フルート:澤知美
ソプラノ:株橋顕子
フルート:宗本舞
ソプラノ:田村靖子
ピアノ:小幡麻紀
です。
今回は、ブラームスの歌曲を6曲歌います。
ブラームスは、民謡をモチーフにした曲も多く、
そのものズバリドイツ民謡集(Deutsche Volksliedre)という曲集があります。
その中から2曲歌います。
1曲目は、「愛しい人、はだしで来ちゃだめだよ」Feinsliebchen du sollst
1番から8番までありまして、男の人と女の人が会話をしてる形式です。
最初この曲を選んだときは、覚えられるか心配で
でも、物語なのでかなり覚えやすかったですワ。
愛しい人、はだしで来ちゃだめだよ、
やわらかくきれいな足を痛めてしまうよ。
はだしでなければどうやって行けましょう?
履く靴を持っていませんのに。
愛しい人、君が僕のお嫁さんになる気なら、
すてきな靴を買ってあげるよ。
どうしてあなたの花嫁になれましょう、
私は貧しい女中だというのに。
貧しいからどうだと言うんだ、僕は君を妻にする。
君は純潔と誠実とをまだ持ち続けている。
純潔と誠実なら失っていません、
私は母から産まれてきたままですわ。
純潔と誠実はお金より大事なものだよ、
僕はお気に入りの妻を手に入れた。
彼のポケットから取り出した素敵なものは何でしょう?
まあ、金の指輪だわ!
かわいらしいですね~~~
あ、ドイツでは結婚指輪はゴールドなんですよ。
日本ではシルバーが多いですよね。
2曲目は、「太陽はもはや美しく輝かない」Die Sonne scheint nicht mehr
太陽はもはや美しく輝かない
以前のようには。
日は晴れず、愛に満ちた日も、もはや無い。
炎を消すことはできても
愛を忘れることはできない、
炎は激しく燃えるが
愛は更に激しい。
私の心はもはや私のものでない。
ああ、君のそばに居ることができたら
すべての苦悩から私を助けただろうに。
炎を消すことはできても
愛を忘れることはできない、
炎は激しく燃えるが
愛は更に激しい。
私のイメージの中では、とってもドイツ民謡的って感じです。
前半では、嘆き悲しんでるのに「炎を消すことはできても~」のくだりから、人が変わったようにポジティブシンキングに歌います(笑)
最初は切替が難しかったんですが、今ではこの移り身の速さが快感(笑)。
3曲目は、「日曜日」Sontag
もう一週間も
僕の素敵な愛しい人を見ていない。
日曜日に玄関口に立っているのを見たきりだ。
ひな菊のような乙女
ひな菊のような心
神様、今日こそは彼女の近くに居られますように!
もう一週間も
僕は笑笑わないだろう。
日曜日に教会へ行く彼女を見たきりだ。
ひな菊のような乙女
ひな菊のような心
神様、今日こそは彼女の近くに居られますように!
これは民謡集には入っていませんが、歌詞は民謡を使っています。
おそらく民謡のモチーフを使ってるんでしょうね~。
これは小さい男の子が、あこがれの近所の小さい女の子を眺めているという設定です。
私の解釈では10歳前後の男の子なので、その気持ちを表現したいんですが、どうも重くなりすぎてストーカーちっくになってしまいます
もう少し爽やかな感じに仕上げなければ。
後半の3曲は、次回へ続きます
オットが友達の結婚式で東京に行ってるので、
昨夜から今朝まで実家へ
ずっとゴロゴロしてます。
最近お疲れなので、超シアワセ(笑)
最近寒いから寝るとき肩凝るよね~って母親に話したら。。。
『あんた~、ちゃんと寝室のカーテン閉めてるんか?』
あたりまえやん
どんだけ、スボラやと思っとんねん(`o´)
ま、こんだけ実家でダラダラしてたらそう思われるかも(笑)