ブラームスで4曲目に歌う予定の「セレナーデ」
R.シュトラウスでもセレナーデを歌いますが、歌詞はまったく別ですよ。
月は山の上にかかり
恋人たちには好都合
庭園では噴水がさらさらと流れ
そのほかは あたり一面 静まり返っている
壁のそばの陰には
三人の学生が立ち
フルートやヴァイオリンやツィターを手に
歌い奏でている
その調べは美しい人の夢の中へ
そっと忍び込む
彼女はブロンドの恋人を見つめ
「私のことを忘れないで」とささやく
ひそやかに、楽しくウキウキしているんですが、
自分が主人公ではなく、こっそりと見ている。
そんな曲です。
最後の
「私のことを忘れないで」とささやく
って所、
私は日本人っぽく
「おぉ!!どうぞ私のことを忘れないで下さいませ。」
チックに涙ながらに訴えてたんですが、
どうもそうじゃない。
第一、曲にあってない
そしたら、ピアニストの智子さんが教えてくれました。
「ドイツ人の女性的に歌えばいいのよ!」
レディーファーストだし、ドイツ人は普通旦那さんが晩ご飯作ってくれるらしいし。(関係ない?・笑)
粋な感じで鼻であしらうように
「忘れちゃあ、ダメよ」
みたいに。
うん、うん、地で歌えそう(笑)。