名古屋へ_その1

リサイタルでお世話になったピアニストの長谷さんのご実家へ遊びに行きました!

オットと二人で!

あれ?ご本人は?(笑)

もともとは、ご両親とテニスをしようと言うことになっていたのですが、コートが取れなくて、宴会してお泊りさせてもらうことになりました~。

まずは、名古屋市美術館へ
モネを見に!

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大阪に来ないので、見られてラッキーでした!

雨の予報が、快晴!!!

お昼は、山本屋本店で
味噌煮込みうどん!!

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お漬物がサービスでついてきました!

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それから、トヨタ産業技術記念館へ

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去年の秋、台風で行けなかったんですよ~
その時のブログはこちら

今回はリベンジ!!

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私「あ!アシモだ!!!」

オット「それはホンダ!!」

この子の名前は、トヨタパートナーロボット だそうで、、、

1時間に1回、2曲だけ、ヴァイオリンを演奏するので、見に行きました。

まあ、機械だからこんなもんかな~

正確だけど、自動演奏ピアノみたいな感じでした。

それより、ヴァイオリン自体の調弦が合ってないのが気になる!!!

合わせましょうか?と言いたくなりました(笑)。

こんなのもありました。

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彼らは演奏はしなかったんですけどね~

なぜ、指揮者が前向いてんの!?

てか、機械なら指揮者いらなくない?(笑)

元々は、繊維機械の会社だったんですね~
しかも「TOYODA」だ!

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地震の影響で

オットの会社の設立記念パーティーが、東京の本社から社長や重役がやってきて、大々的に開催されるはずでした。

が、震災の影響で、東京から重役は来ない事に。

でも、ホテルはキャンセルできないそうで、急遽社員の家族や、代理店さんを招待する事になったそう。

そんな訳で、

「水曜日、パーティー来る?」

「バレエのレッスンあるしな~。どこですんの?」(興味なさげに・笑)


「コンラッドって言ってたかな」


「え!!!???去年の6月にできたばかりの、コンラッド大阪!?

行く、行く!!!バレエ休んで、会社早退して行く~~~」

てな訳で、コンラッド大阪行ってきました!

38回の宴会場のあるフロア

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あいにくの雨

でも、景色綺麗!

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立食パーティーかと勝手に思っていたら、着席のフルコース!!

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ワインもたくさん頂いてきました~~~

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この螺旋階段で集合写真撮りましたよ

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卓上に飾ってあったお花も頂きました!

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今度は泊まりに行きたい!!!

ヘアドネーション

へアドネーションってご存知ですか?

小児ガンの子供たちにウィッグを寄付する団体です。

私、髪の毛伸びるのがものすごく早いので、リサイタル終わるまで伸ばそうと思っておりました。

そして、14日に切ってきましたよ~


横だけ、自分で切らせてもらいました!
あまり切ることないので(笑)。

結んだ所から、32センチないといけないそうなのですが、
私は、33センチでした!

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やっぱり髪の毛多いわ~と感心された(笑)

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仕上がりはこんな感じ~

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めっちゃ頭軽い~

シャンプーするのも楽になりそう!

無事終了しました!

昨日、無事に「田村靖子ソプラノリサイタル」終了しました!

ご来場下さいました皆様、本当にありがとうございました。

さすが、土日が取れない激戦、兵庫県立芸術文化センター小ホール

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ものすごく歌いやすいんです!

自分がとても上手くなった気になります(笑)。


引きの写真
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寄りの写真(笑)
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なんとも無茶なプログラムでしたが、ピアニストの長谷さんのおかげで無事歌い終えることができました!
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自宅から、ホールまでの間、口から心臓が出そうなくらい、緊張しておりました。

今回ステージマネージャを頼んだ、去年一緒にジョイントコンサートをした、嶋本真祐子ちゃん。
そしてその旦那さんで大学の同級生だった、嶋本晃くんが、荷物をホールに入れるのを手伝ってくれました。

その時に、芸文のバックステージにある神棚に、用意して来てくれたお酒をお供えして、三人で手を合わせました!


これが、その時お供えしたお酒。

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終演後、お供えを引き上げた後、お祝いとして頂きました~

すると、あら不思議!

さっきまであんなに緊張していたのに、緊張してない!!!

そのまま、リハーサルへ。

アドヴァイスを受けて、ピアノの位置を変更。

芸文のスタッフさんカンペキです!

私たちの会話を聞いて、まだ頼んでいないのに、白手袋をはめて登場!

あ、ピアノをさわる時は指紋がつかないように、刑事みたいにな白手袋をするんですよ~

調律は、長谷さんが信頼している番匠さんにお願いしていたので、
好みの音にすっかりピアノが仕上がっています!

音もスタッフさんも素晴らしい!

しかも立地も良いとなると、なかなか取れない訳です。

そして、いよいよ本番!

いや~、もうね、間違えたり失敗したりする気がしませんでしたよ(笑)。

実際は、歌詞をちょこっと間違えたんですけどね(^_^;)

まあ、細かい反省はまたゆっくりするとして、とりあえずは無茶なプログラム歌い終えました!

今日は、仕事へ行く時マスクしませんでした!
息がしやすい(笑)。

電車に乗ってるときも、歌詞をブツブツ言いませんでした!
本が読める(笑)。

でも、Dichterliebe をもう練習できないと思うと寂しい気がします。

他の曲は別の所でも歌えますが、さすがにDichterliebe はリサイタルでないと歌えませんもんね~。

また、数年後にリサイタルで歌いたいです!


終演後、リートの大先輩の廣澤敦子さんと感動写真!
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後ろにいる、ピアニストの岩田瑠奈ちゃんも感動してくれてるみたい!


よく頑張ったと褒めて頂きました~


そうそう、ホワイエにあるビュッフェで、以前会社帰りでお腹が空いていたのに、サンドイッチが無かった事を、打ち合わせの時に担当の方に伝えたんです。

ビュッフェはレストランの担当なので、部署が違うそうですが、ちゃんと通してくれたみたいで、サンドイッチ用意されていました!

お客様で頼まれた方がいらしたので、お願いしといて良かった~

余ったサンドイッチの一部を買わせてもらって、今日のお昼ご飯に!

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やっぱり、すばらしいホールです!

ちょっとだけ舞台裏の報告でした。

ご来場下さいました皆様、本当にありがとうございました。

これからも精進して参りますので、どうぞよろしくお願い致します!

曲目解説_シューマン「詩人の恋」_その5

「詩人の恋」の続きです。

 

13. Ich hab’ im Traum geweinet

僕は夢の中で泣き濡れた
きみが墓に横たわる夢を見て。
夢から覚めても
涙が頬から流れ落ちた。

僕は夢の中で泣き濡れた
きみが僕から去ってゆく夢を見て。
夢から覚めても
僕はいつまでも、苦しくて泣いていた。

僕は夢の中で泣き濡れた
きみがまだ優しくしてくれる夢を見て。
夢から覚めても
止めどなく涙が溢れ出てくる。

訳詞;田村靖子 無断転写を禁じます。

前曲の、美しい後奏から、無伴奏で悲しく始まります。

悲しみや怒りが爆発するより、この音楽が、悲しみの大きさを物語るような気がします。

まあ、とにかく聞いて下さい!(曲目解説になってない・笑)

14. Allnächtlich im Traume seh’ ich dich

夜ごとの夢にきみを見る、
優しく挨拶をするきみを見る、
僕は大声をあげて泣き出し、
きみの愛らしい足元に身を投げ出す。

きみは物悲しげに僕をみつめ
ブロンドの頭を振る、
真珠のような涙のしずくが
きみの目からそっとこぼれ落ちる。

きみは僕に微かな言葉をこっそり話しかけ、
イトスギの花束を僕にくれる。
夢から覚め、花束は消え、
あの言葉も忘れてしまった。

訳詞;田村靖子 無断転写を禁じます。

H-durの明るい静かな曲。
細かい休符が多くて、フワフワした感じを表しています。

やっぱり、まだ諦められないんだね~
イトスギというのは、ドイツでお墓に供えるものだそうで、不吉な感じを意味しています。

彼女は、何を言ったんでしょうね~?

15. Aus alten Marchen winkt es

昔のおとぎ話から
白い手が手招きして呼び入れる。
こで魔法の国について
歌ったり騒いだりしている。

・・・

ら霧がもやもやと
立ちのぼり、
風変わりな合唱にあわせて
軽やかな輪舞を踊る。

の粉が
べての葉と小枝で燃えている。
赤い光
いたる所で弧を描く。

しい泉が
天然の大理石から噴きだしている。
不思議な事に
光は小川に輝きながら消えていく。

ああ、その世界に行けたなら、
その世界は僕の心を喜びで満たし
すべての苦しみから引き離し
自由で幸福にしてくれる。

喜びの国は
僕が幾度も見る夢、
朝が来ると
むなしい泡のように溶けてしまう。

訳詞;田村靖子 無断転写を禁じます。

連作歌曲の最後の方には、必ずと言ってよいほど、とてつもなく明るい曲が配置されています。

E-durの明るい曲です。
テンション高すぎて、歌ってる方は必死です(笑)。

でも、やっぱり最後には消えてしまうのね~

16. Die alten,bosen Lieder

昔のいまわしい歌も
い夢も
今こそ葬り去ってしまおう、
大きな棺を持って来てくれ。

その中にたくさんの物を入れよう、
だがそれが何かは、まだ言うまい。
ハイデルベルクの酒樽よりも
もっと大きくなければならない。

・・・

次に12人の大男も連れて来てくれ、
ライン川のケルン大聖堂の
力持ちのクリストフよりも
強くなければならない。

彼らに棺を運ばせて
海に沈めよう。
このように大きい棺には
大きな墓がふさわしい。

みなさん、何故この棺が
こんなに大きくて重たいのか分かるかね?
僕の恋と苦しみとを
一緒に沈めたからこそだ。

訳詞;田村靖子 無断転写を禁じます。

最終曲!
cis-mollの激しい曲です。

最後は、ハイネの黒い感じがとても上手く表現されています。

私のこの曲のイメージは、フィッシャー・ディースカウの歌い方なんですが、ベースの太い声の人の真似をしても、全然ダメ!

ソプラノの細い声なりに、この曲のイメージを歌いきりたいと思います!

最後のピアノの後奏は長いです。
そして、超美しいです!

あぁ、詩人の恋が終わった、、、

って感じですよ。

練習するたびに、失恋するから本当に疲れます(笑)。

ぜひぜひ、6月12日(火)は、西宮北口の芸術文化センターへ!

チケットまだまだありますよ~

前売券も当日券も、同額にしています。

皆様のお越しをお待ちしております!