軽い!

リサイタルに向けて、怒涛のレッスンと合わせ!

バレエのレッスンをサボリ気味だったのですが、いざドレスを着てみたら、
あら、お肉が!となっては困るので、久しぶりに水曜日に行ってきました。

久しぶりなので、ポアント(トウシューズ)は足の指が痛くなるだろうなと覚悟してたのに、まったく大丈夫!

なぜ!?

そうか、飲みに行ってないから、身体が軽いんだ!!!(笑)

そう言えば、いつも買っているドレスサロンのオーナーさんが、
願掛けにお酒をしばらくやめたら、激ヤセしたって言ってたな~

でも、リサイタル終わったら飲む(笑)。

曲目解説_R.シュトラウス_その1

前半の最後の3部目

R.シュトラウスです。

まず、一曲目

Die Nacht

H.v.ギルムの作詞です。

夜が森から歩み出て
木々の間を静かに忍び歩き
広い世界を見回す。
さあ気を付けなさい。

・・・

何もかも奪われた藪が立っている。
心と心よ絆を強めなさい。
ああ、私は心配だ、
夜があなたを盗んでしまわないかと。

訳詞;田村靖子 無断転写を禁じます。

静かに始まり、そしてR.シュトラウスらしい大きなうねりの音楽に変化していきます。

最後は、また静になるのですが、夜に怯える感じがとても良く表現されています!

Die Zeitlose
イヌサフラン

同じくギルムの曲で、Die Nachtと同じ Op.10に入っています。

刈り取られたばかりの牧草に
イヌサフランが孤独に咲いている。
形はユリに似て、
色はバラに似ている。

けれども赤く光るけがれない
うてなには毒がある。
最後の花、最後の愛どちらも美しい。
だが命取りとなる。

訳詞;田村靖子 無断転写を禁じます。

最初は、イヌサフランの様子を淡々と、しかし、壮大に表現しています。

が、「けれども」と訳した、Doch から毒々しい表現に変わります。
最後のピアノ伴奏は、おどろおどろしていて、短い曲ですが変化にとんで興味深い曲です!

次回は、残りの二曲を!!

曲目解説_山田耕筰

前半の2部は、山田耕筰です!

もう大変有名な曲なので、曲目解説というより、歌詞を載せます(笑)。

まずは、三木 露風 作詞の曲を二曲

野薔薇

野ばら 野ばら 蝦夷地ののばら
人こそ知らね あふれさく
いろもうるはし 野のうばら。

野ばら 野ばら かしこきのばら
神の聖旨を あやまたぬ
曠野の花に 知る教え。

赤とんぼ

夕焼、小焼の、赤とんぼ、負はれて見たのは、いつの日か。

十五で、姐やは、嫁にゆき、お里の、たよりも、たえはてた。

ゆうやけ、こやけの、赤とんぼ、とまってゐるよ、竿の先。

そして、北原 白秋 作詞のものを二曲

鐘が鳴ります

鐘が 鳴ります、
かやの木山に。

山は 寒空、
遠茜。

一つ星さへ
ちらつくものを

なぜに ちらりとも、
出て見えぬ。

からたちの花

からたちの花がいたよ。
白い白い花が咲いたよ。

からたちのとげはいたいよ。
青い青い針のとげだよ。

からたちは畑の垣根よ。
いつもいつもとほる道だよ。

からたちも秋はみのるよ。
まろいまろい金のたまだよ。

からたちのそばで泣いたよ。
みんなみんなやさしかったよ。

からたちの花が咲いたよ。
白い白い花が咲いたよ。

以前、家族旅行で柳川に行ったときに、北原白秋の生家に行きました!

からたちの木も見てきましたよ!

コチラです↓
柳川旅行のブログ

さ、次は、R.シュトラウスの解説を行います!

曲目解説_シューベルト_その2

どんどん、曲の解説と詩の要訳を載せていきます!

シューベルトの二曲目は、

Die Männer sind méchant
男なんて皆ろくでなしよ

J.G.ザイドルの詩です。

これは、リートというより、オペラの要素が強いです!

お母さん、私に言ったわね
彼は軽率な若者だって!
私、信じられなかったわ
こんなに苦しくなるまでは!
なんと、彼は本当にそうなのね。
私、見誤っていたわ!
お母さん、私に言ったわね
「男なんて皆ろくでなしよ!」って。

昨日、静かな夕暮れに
村のはずれの茂みで
声がしたわ「こんばんは」って
「ありがとう」って声もしたわ。
私、こっそりとそこに近づいて、耳を傾けたの
金縛りにあったみたいに固まって立ち尽くしたわ
彼が他の女と一緒だったの!
「男なんて皆ろくでなしよ!」

・・・
訳詞;田村靖子 無断転写を禁じます。

続きの完全版はリサイタルのパンフレットでお読み下さい!

お母さんに向かって、女の子が彼氏のした酷いことに対して、
「ねえ、聞いてよお母さん!!!」
と訴えます。

曲はa-mollで、ピアノ伴奏が女の子の怒りを表していますよ!

méchant というのはフランス語ですが、
ドイツ語には、フランス語がよく用いられているんですよね。
オレンジとかもフランス語が使われています!

三曲目

Nähe des Geliebten
恋人の近く

私は、あなたのことを思います
海から陽の光が差す時、
私は、あなたのことを思います
泉に月の光が写る時。

・・・

私は、あなたのそばにいます
あなたがどんなに遠くにいても、私の近くにいるのです!
陽が沈み、やがて星たちが輝くでしょう。

訳詞;田村靖子 無断転写を禁じます。

ゲーテの詩です。

ゲーテは83歳まで生きていました。この頃にしたら、とても長寿ではないでしょうか?
晩年もずっと恋をしていました。

ゲーテの詩は大好きですが、パワーを使います!!
恋のパワーはすごいです!

四曲目
シューベルト最終曲

Suleika I
ズライカ I

このそよぐ風は何を意味するのかしら?
東風がうれしい知らせを運んできたのかしら?
風の翼の爽やかな羽ばたきは
心の深い傷を冷やしてくれます。

風は埃と戯れて
軽やかな小さな雲の中に巻き上げ
楽しげに飛ぶ虫たちの群れを
安全なブドウの葉へと追い立てます。

・・・

お前は、さらに吹くことができます
友や悲しむ人々のもとへ。
夕陽に燃える高い壁、そこで
もうすぐ私はとても愛する人を見つけるのです。

ああ、本当の心の便り、
愛の吐息、爽やかな命は
彼の口から、彼の息吹からのみ
私に与えられるのです。

訳詞;田村靖子 無断転写を禁じます。

「西東詩集」(せいとうししゅう)の中にある「ズライカの書」の詩です。
当時65歳のゲーテの恋人であるマリアンネをズライカ、ゲーテをハーテムとして描いた相聞歌で、
この詩は、マリアンネ・ヴィレマーの詩です。

当時の詩人はオリエントに対するあこがれがあってようですね。

次は、前半の2部をご説明します!

曲目解説_シューベルト_その1

6月12日(火)は19時より
田村靖子ソプラノリサイタルです!

西宮北口の芸術文化センターです!!

リサイタルに備えて、お酒を控えています。

明後日火曜日からは2週間前になるので、完全禁酒です!

なので、ブログのネタがありません(笑)。

いやいや、何を言っているんでしょう!

曲目解説書かなくては(^_^;)

今回は盛りだくさんのプログラムです。

前半は3ブロックありまして、まずはシューベルトでオープニングです。

一曲目は、

Ständchen
セレナーデ(きけきけヒバリ)

シェイクスピア作詞
A.W.v.シュレーゲルドイツ語訳です。

使用するPertesの楽譜には3番までありますが、
私の持っているキャサリンバトルのCDでは4番まで歌っています。

一体何番まであるんでしょうね~?

そして、全部歌うととても長いので、
1番と3番を歌う事にしました。

お聞き、お聞き、青空のヒバリを。
フェーブスが目覚め
彼の馬に花の萼の露を
飲ませている。
キンセンカの蕾は
金色の瞳を開く。
魅力的なすべてのものと一緒に
かわいい娘よ、起きておくれ!

・・・

訳詞;田村靖子 無断転写を禁じます。

フェーブスとはアポロンの別名です。

これが1番なのですが、似たように感じの歌詞が延々と続いています。

シェークスピアらしい(笑)。

Cdurの明るい曲で、オープニングにふさわしいです!

追記;
シェイクスピエの喜劇『シンベリン』2幕3場で、シンベリンの王宮では王さまの先妻の娘イモジェンが眠っていて、その枕もとで楽士たちが歌っているものが原詩だそうです!

では、次の曲はまた明日!

前半で、12曲

後半は「詩人の恋」を全曲歌うので16曲

全部で、28曲!!!!!

時間的にはそんなに長くないのですが、濃いプログラムです。

皆様、お楽しみに~~~